奥沢すばる動物病院のブログ

奥沢すばる動物病院のブログです。病院からのお知らせや、色んな情報発信を行なっていきます。

災害時 ペットとの同行避難について

中国地方の大規模な水害、関西の台風被害、北海道の震災など規模の大きな災害が続いています。被災された方々は出口の見えないような日々をお過ごしかと思います。少しずつでも早く復旧が進むことを切に願います。

関東では近年では大きな災害はまだないものの、いつ何が起きてもおかしくはありません。そこで、災害時に備えるためペットとの避難などを自治体資料をもとに少しまとめてました。

 

災害時ペットの避難

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災害時、基本的にはペットも連れて避難を行う

 自治体にもよりますが、東日本大震災の経験から現在では震災時にはペットの同行避難が推奨されています。そのため各自治体ごとに避難所での受け入れ方や、飼育者向けのマニュアル作りなどを進めネット上で公開しているところも多く見られます。

 

http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/115/281/d00138150_d/fil/saigaiji.pdf

↑世田谷区の震災時ペット避難マニュアルです。

 

大田区ホームページ:避難所におけるペットの同行避難について

近隣大田区のホームページです。

非常によくまとまっていて見やすい印象でした。

 

いずれにおいても原則的に

・ペットは飼い主が責任を持って飼育すること

自治体指定の避難所ではペットに関わる諸品(ケージ、フードやペットシーツなど)は備蓄がないため全て飼い主が用意すること

・避難所では他の方々に極力迷惑をかけないようにニオイ・音などに配慮することといったことがあります。

そのため普段の生活から防災につながる点を意識することが大事かと思われます。

 

A・備蓄 

 :ペットフード、水などは最低3日分は備蓄しておく。またトイレシートなども用意する。避難所に行く際には繋留用のリード、ケージなどの設置が必要となるためそれらも用意する。持病のあるペットは必要な薬が手に入らないこともあるため、常備薬は多めに持っておくようにする。

 

B・しつけ

 :ケージに入る、決められたところでトイレができる、などが最低限度のしつけとして求められる。日頃からケージ内でフードを食べる機会を作るなど、少しずつ慣らしていくことが推奨される。

 

C・個体情報

 :ペットにも過度のストレスがかかるため思わぬ行動を取ることもある。ペットと離れ離れになってしまった時のために、首輪には鑑札や名札をしっかり付けておく。また、マイクロチップの埋め込みは紛失するリスクがないため非常に有効。

 

あとは各自治体の方針がそれぞれありますので、お住まいの自治体のホームページを一度ご確認されることをお勧めします。

 

世田谷区では

被災動物ボランティア

という制度があります。

院長もこれに登録しています。

災害時には、

・個人の避難拠点での被災動物の世話等の支援

・当院を施設提供(区からの要請があった時)

といった活動を行なっていくものとなります。

 

 今年の夏を通じて改めて防災の意識を高める必要性を感じました。加えて、地域の動物たちの健康を守るために自分自身ならびに奥沢すばる動物病院のできることをしっかりと把握し、有事の際にそれらを存分に発揮できるように普段からコツコツと取り組んで行きたいと考えています。