奥沢すばる動物病院のブログ

奥沢すばる動物病院のブログです。病院からのお知らせや、色んな情報発信を行なっていきます。

動物たちの春に多い症状とは

少しずつ日中の寒さが緩和されていますね。春の訪れを、真っ赤な目とぐずぐずの鼻が先取りで教えてくれています。

 

以前に冬の病気のこと の記事をあげました。

subaru-ah.hateblo.jp

 

今回はに多い症状について書いてみようかと思います。

 

 

症状① 消化器症状

 

穏やかなイメージの春シーズンですが、気候・気圧は急激な”変化”を起こします。

寒暖差・気圧変動などに耐えられる身体の仕組みの一つが自律神経による調節です。

 

体温調節、血圧調節など我々の身体がうまく”変化”に耐えられるように整えてくれます。

ところが、春先のように気候・気圧の変化が大きい時はこれが追いつかなくなることもしばしば。こうなると身体はバランスを崩した状態になり様々な症状が出てきます。

 

例えば胃腸の動きが悪くなってしまったり、逆に速く動かし過ぎてしまったり。

 

動物たちの変化でわかりやすいのが胃腸の症状ということもありますが、この季節は急な消化器症状が増えてきます。

1−2日で良化してしまう軽いものもあれば、ちょっとこじらせて強い吐き気やぐったりなんていうことも。

あまり様子を見過ぎずに、心配な症状はすぐに獣医さんに聞いてみてください。

f:id:subaru-ah:20180310182252j:plain

 

症状② 皮膚の痒み

季節性があってこの時期から皮膚の痒みが酷くなってくる場合、やはり何らかのアレルギーを疑います。

疑いのある場合、血液中の抗原特異的IgE抗体検査などを実施する事が多いかと思います。

例えば花粉などに強く体が反応してしまっている時、お散歩後の花粉のついたままの状態で過ごすと痒み症状が出てくる事があります。

お散歩から帰ったらかならず身体を拭く習慣をつけてあげましょう。

 

その時、濡れたタオルで拭くよりもいいものがあります。

お掃除用のドライシート

これが意外と毛についた花粉などを吸着してくれます。

簡単に手に入るのも魅力ですよね。試してみてください。

f:id:subaru-ah:20180312084502j:plain

 

症状③ ノミ・ダニ

お散歩などで動物たちの皮膚につくのは主に

マダニイヌノミネコノミです。

f:id:subaru-ah:20180312092202p:plainf:id:subaru-ah:20180312092224p:plain

 

ダニは、草むらなどからポトっと動物たちの上に落ちてその場をあまり動かずに血液を吸って大きくなります。

初めて見る方だと、”急にほくろができた”などびっくりされる事も多いです。

 

ノミは俊敏に動きます。

いったん外でノミが動物たちの体につき、そのまま家の中へ。するとノミは動物たちから離れてソファの下、テレビの裏など暖かくて埃が溜まっているところへと移動します。

そして夜に皆んなが寝静まった頃にそっと血を吸いに動物に近づいてくるのです。

 

ノミダニ気温が15℃を超えると活発になってきます。

そしてピークは20℃以上の夏場にきます。

 

ノミダニも、動物たちが痒いだけではなく色んな病気を一緒に持ち込んでくる可能性があります。

・様々な寄生虫(ノミ・ダニよりもずっと小さいやつら)

・様々な原虫

・様々なウィルス

など。中には人間にとって怖い病気も存在します。

 

予防方法も最近はたくさんあります。動物たちの負担にならない良い薬もどんどん出てきています。

”うちの子にあった予防はどれだろう?”

いつでも気軽にお問い合わせください。

  

これ以外にも、

・咳が増えた

・何となく震えて元気がない(不定愁訴の様な症状)

など春先の変化によって出てくる症状は様々です。

気になる症状があるようであればいつでもご相談ください。